株式会社ヴェスは、「テスト設計の最適化」を目的として、生成AIの活用を開始したことをお知らせいたします。
人の手でテスト設計を行う場合、下記のようなバラつきが出ることは避けられません。
・生産性
・テストカバレッジ
・テスト項目の粒度/精度
ソフトウェア品質のエキスパートである弊社では、教育や長年蓄積した観点を用いて、テスト設計の標準化を行っておりますが、
人が作業する上でテスト設計に限らず必ずバラつきが発生します。
そこでヴェスはこのバラつきを解決するために「テスト設計の最適化」を目指します。
また、経済産業省が公表した「IT人材需給に関する調査*」によると、2030年には最大約79万人のIT人材が不足する見込みとなっているため、
生成AIを活用することにより、IT人材不足の解決策のひとつになると考えております。
現時点において生成AIは、与えるプロンプトよって結果が変わります。
そこでヴェスでは、下記の作業をテストエンジニアが行うことが重要であると考えております。
・正しい結果を出すためのテスト設計に必要なインプット情報(要件定義書、基本設計書など)の粒度・精度の確認と整理
・結果の妥当性確認
エンジニア(人)× 生成AI による「テスト設計の最適化」によって、より一層安心した「品質」サービスを提供できるものと考えています。
なお、上記は既に一部のプロジェクトにおいてパイロット的にスタートしており、実績をR&Dにフィードバックしながら、
「テスト設計の最適化」の精度向上に努めています。
今後のサービス化にご期待ください。