ヴェスの検証サービスで見つかった不具合を修正したところ、UIに関する不具合の発生やクレームが大幅に減少したそうです。また、自動化ツールを導入したことにより検証業務の効率化と委託費の削減が図れ、事業の安定化や利益率の向上にもつながったと感謝のお言葉をいただきました。「今後もユーザーのニーズに基づいた機能追加やカスタマイズをリリースする際には、ヴェスに協力してほしい」とのご要望も承っております。
1. キャッチアップ
キャッチアップの工程では、装置の品質向上を目的に、開発途中の試作装置と開発者様による機能説明をもとに装置への理解を深めました。豊富な医療機器の検証経験をもとにしたスムーズなキャッチアップや立ち上がりの速さを高くご評価いただいています。
2. テスト設計
テスト設計の工程では、運用シナリオを意識した操作導線およびバリデーション確認のテスト仕様を作成しています。制作進行中の装置をUIベースで確認しつつ、ヴェスが長年の業務により蓄積してきた検証観点を用いて、バリデーションの組み合わせから詳細な項目設計を行っています。
3. テスト実行
テスト実行の工程では、テスト設計で作成したテスト項目を検証し、装置が運用シナリオに沿った操作導線となっているか、バリデーション確認を実施しました。丁寧にテストを実行することで多くの不具合検出につながっています。
4. 完了報告
完了報告の工程では、テスト実行で検出された不具合内容から装置および作業工程の弱点を洗い出し、その内容に応じたご提案を行いました。自動化ツール導入のご提案もその一つです。単なる検証業務の委託にとどまらない提案型のサービスにご評価の声をいただいています。